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- 【Self-improvement】ダンディズム: 長期にわたり少しずつからだを蝕む「慢性炎症」
Self-improvement 自分磨き
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●慢性炎症
長期にわたり少しずつからだを蝕む「慢性炎症」
ダンディズム 2025.03.03
肥満で増えた脂肪はさまざまな病気につながるが、特に危険性が高いのが「内臓脂肪」だ。内臓脂肪は体内に「慢性炎症」を引き起こし、自覚症状のないまま血管や臓器を長い時間をかけて蝕んで行く。 女性は皮下脂肪型肥満が多いが、男性は内臓脂肪型肥満が多いので注意が必要だ。
炎症と聞くとケガや細菌、ウイルスなどの感染で生じる発熱や腫れをイメージするが、これはからだを守るために起きる防御反応で数日から1週間程度でおさまる「急性炎症」といわれるもの。
逆に軽度の炎症が収束しないまま長期にわたって続くのが「慢性炎症」で、これを引き起こすのが内臓に過剰に蓄積された脂肪だという。免疫細胞はこうした内臓脂肪をからだに余計なものとみなして「炎症性物質」を大量に産生するのだが、これに免疫システムが過度に活性化して正常な細胞まで傷つけるようになってしまう。
さらに炎症性物質は臓器間をつなぐ代謝ネットワークを介して全身に波及。炎症が血管壁でくすぶり続けると動脈硬化に、肝臓で続くと脂肪肝、膵臓で続けば糖尿病の発症リスクになるほか、自覚症状もないままガンや認知症につながる可能性もある。
同じように慢性炎症の要因となるのが「老化細胞」で、若い間は一定の分裂を繰り返し死んでは消えていた細胞が、加齢の進行により死ぬことなく臓器や組織に蓄積するようになる。するとそこから炎症性物質が産生されて臓器や組織に炎症状態を拡大し、加齢性の病気を引き起こすという。
加齢は誰しも避けることはできず老化細胞は減らせないが、これに肥満や糖尿病、高血圧などの生活習慣病が重なると慢性炎症がさらに進行すると考えられている。 もう年だからと決めつけず健康診断で脂質やコレステロール、血圧、血糖値などに異常がみられる場合は、速やかな受診と生活改善が必要だ。
食生活では野菜や果物を積極的に摂り、飽和脂肪酸を多く含む肉の摂取は控えめに。逆に魚に含まれる不飽和脂肪酸は細胞をしなやかにしたり炎症を抑制したりするとされているので積極的に摂るようにする。
幸い内臓脂肪はつきやすいが減らしやすいという特徴がある。食生活の改善だけでなく適度な運動、禁煙など、基本的な生活習慣を見直して行きたい。
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幸い内臓脂肪はつきやすいが減らしやすいという特徴がある。食生活の改善だけでなく適度な運動、禁煙など、基本的な生活習慣を見直して行きたい。
